苦悩せずとも芸術は生まれうるか

 みなさん、アイドルは好きですか。

 アイドルっていうのは、AKB48とか、モーニング娘。とかのことですよん。昨日なぜかプッチモニの話をしたので、今日はアイドルの話でもしてみようと思います。

 で、どうですか。好きですか。僕はね、好きです。かわいいから。で、インターネットで調べたらいろんな写真とか情報が載ってるから、たまに検索します。「渡り廊下走り隊」なんつって。
 アイドルって、ウィキペディアの記述がファンのおかげで充実してるし、曲はだいたいユーチューブにある。普段あまり音楽を聴かない身としては、アイドルの曲は強い味方です。明るい曲調が多いし、たいてい街中で聴いたことがあるので「あ、これかー」ってなる。
 やっぱり、「あ、ボツワナのB-POP聴きたい」なんて急に思いついても、まずそのページまでなかなかたどり着けないと思うし。さらに、聴いたところでそのアーティストが何者なのか分からないだろうからなあ。その点、アイドルは周辺情報が入ってきやすいというか。あ、ちなみにB-POPはBotswana-Popsの略ですよ。どうでもいいですね。てか、そんなPops、たぶん、ないしね。

 あ、あと、僕は秋元康の書く歌詞が好きなんです。なぜって、かわいいからです。乃木坂46の『ぐるぐるカーテン』っていう歌があって、「女学生が教室のカーテンに包まって恋バナしてる」みたいな歌詞なんですけど、あれは天才だなーって思いました。たぶん、学生時代、誰もが目にしたことがある光景なんですよ、カーテンが風を受けてふわーって膨らんでるのって。で、そのなかに隠れて、確かに女子ってひそひそ話していたような気がするんですね。
 秋元康のすごいところは、誰も思いもつかないようなことを言うんじゃなくて、みんなの心の中に確かにあるんだけど、何かこう、きっかけがなくて思い出せないでいるような? そういうところを、素直にスッと出してくるところなんじゃないかな、と思うのですが。どうでしょう。

 いま、渡り廊下走り隊の『完璧ぐ〜のね』っていう曲を聴いてるんですけど、やっぱり「ぐうのね」なんていう言葉も、おもしろいわりにスポットライトを浴びてこなかった言葉だもんなあ。「ぐうのね」っていう言葉がもってる響きというか、音のおもしろさだけで、まるまる4分間、一曲もってるようなものですから。すごい省エネというか、エネルギー効率ですよ、これは。「ぐうのね」さえあれば、あとは汎用性のある言葉をちりばめておけばいいっていうくらいで、このカリスマ性が、多作の人・秋元康なんですね。で、ふと思ったんですけど、男性アイドルに、こういう才能を持った作詞家がつかないっていうのは、どうしてなんですかね。まあ、僕が男性アイドルの曲をあまり知らないだけかな。

 どうだろう、今日の記事は、なかなか面白いんじゃないかな。そうでもないかな。

 あ、話変わりますけど、3DSが復活しました。おとといから、電源ボタンは光るのに画面が真っ暗なままで、どうボタンをいじっても無反応だったのが、つい先ほど、ジワーッと画面が明るくなり、何事もなかったかのようにしずえが走り回っていました。しずえが走り回っていた、の意味がわからない人は、周りの人にどうぶつの森を借りてプレイしてみてください。

 あ、あと、『ペーパーマリオ スーパーシール』の発売まで、ついに一週間ですね!
 めっちゃ楽しみ!