スニッカーズ

 想像力の話をしましょう。

 僕はスニッカーズが好きで、よく食べるんですが、スニッカーズを食べすぎちゃうと病気になっちゃいますでしょう。だから、僕は、将来自分が病気になっちゃう想像をするわけです。病気になったらいまの自分にたいして「あんなにスニッカーズばかり食べていなければ」と思うでしょう。でも、だからといって明日からスニッカーズを食べるのをやめるか、というと、まあ、明日も食べるわけでして。

 で、僕は「病気になったあとの自分」を想像することができるわけですが、だからといって病気になったときのことを完全に今の自分に置き換えられるかというと、そうではないですよね。というか、「病気になる想像」なんてしてたら何も食べれない気がしてきませんか。
 関係ないですけど、スニッカーズを食べるようなデブでありながら、わたくし、冷え症でして、特に末端が冷えて、末端冷え性で、デブの末端冷え性っていうのは、情けないですよ、ほんとに。デブの唯一の良さは「なんか温かい」ってところなわけで、「冷えたデブ」っていうのはもう「冷えたピザ」と同じくらいつまんない存在であり、邪険に扱われる運命にあるのです。チンされるか捨てられるか、二択、みたいな。
 話がそれた。想像力の話はやめましょうか。

 集中力の話をしましょう。いま、僕は、お笑いのDVDを観ながらこれを書いているので、気がそぞろなのです。毎日書いていると、そりゃあ、たまには気、そぞろになりますよ。垂れ流していこう、っていう気持ちで書いてますから。集中力の話もやめます!

 今日は、下北沢に行きました。行きましたねー、下北沢。おしゃれな感じがする町です。内田百「ノラや」の朗読を聞けて、幸せでした。
 ちなみに、山の手線から下北沢への行き方は、新宿から小田急線っていうのと、渋谷から井の頭線っていう二通りがありますのです。もう、寸分の狂いもなくおしゃれな感じがしますね。「行き方」からおしゃれですもんね。いずれにせよ乗り換えがひっじょおおに面倒くさく、毎回迷いますけどね。田舎者なので。

 で、上の文章からこの文章までにまた三時間のブランクがありまして、友達と電話していたからなんですけど。もう、めちゃくちゃですよね。なにを書いたらいいのか分からんです。あ、今日行ったケーキ屋さんの話をしよう。
 そこは店内でお茶ができるお店で、僕は380円のティラミスを頼んで、「+300円でアイスセットにできる」と書いてあるのを見て、アイスセットで注文したのです。そしたら、店員のお姉さんが、「飲み物も付いてきますので、お選びください」と言ってくれて、僕はああそうなんだと思いコーヒーを注文したわけですが、お会計でなんのためらいもなく「1080円でーす」と言われ、その笑顔を前にして「飲み物代400円とられた!」とは言えず、まあ、黙って払いましたよ。つまり、ドリンクセットにアイスも付けたってことになってたわけですが、あれはイカンですね。ケーキ単品にアイスだけ付けるデブまっしぐらな客もいるっていうことをね、考えてほしい。でまた、そのまえに入ったカフェで食べたたらこスパゲッティが、もう、味付けが「海水に浸しただけ?」ってくらい薄くて、メンタル的にやられたあとだったので、つまり何が言いたいかというと、今日の食は、大負けだった、ということでした。

 寝るか。