今年最後の更新です。

いま、私は帰省の新幹線の中にいる。東京と大阪の間はWi-Fiが使える、という情報を名古屋あたりで入手して、慌ててログインしてこれを書いている。だから、おそらくそろそろ京都に着く頃合いであって、あまり悠長な時間はない。この大阪までの時間を逃すと、実家にWi-Fiの設備が整っているのかよく知らないし、ひょっとするとしばらく更新ができないかもしれない。それによって誰が困るわけでもないが、毎日書いていたことを突然何日も書かなくする、というのは、あまり健康によろしくない。したがって、当初うえだ君と話していたこのブログの期限も、延長することにした。年が明けても、このようなブログなら続けることができそうだ。要領を得てきて時間も取らないし、何を書いても良いというのが良い。問題は、更新ができる環境にいられるか、というただ一点である。

僕のブログを読んでくれた人が、哲学的だね、という言葉をくれることがあるのだが、これについてはやや疑問である。哲学的なことは、なるべく書かないようにしているつもりだし、僕のやっているようなその場しのぎの自分語りが「哲学」とされてしまうのは、真面目に哲学をやっている人たちに対して失礼だ、というような気もする。ちょっと理解を超えたところにある言葉を、安易に「哲学的」という言葉で自分から遠くに押しやってはいけない。そんなことをしていたら、他人の発する言葉などたいてい「哲学的」だ。

年が明ける。大晦日の夜は何をして過ごそうか。紅白歌合戦を観ようか。歌合戦というのは、何やら面白い試みである。たしかに、歌には優劣がある。以前もブログに書いたが、今年はYUKIYUIが出場するらしいので、彼女たちを戦わせてはどうか。今はYUKIが持っているKを、主催者であるNHKが、一度取り上げる。そして、歌合戦の勝者にKを貸与し、来年一年間名前にKを入れる権利を与えるのである。敗者はYUIとして、一年間マイクを握ってはいけないことにする。
もし引き分けたら、翌年はKをNHKが所持していることになるので、当然NHKの名称はNHKKになる。

さて、そろそろ新大阪に着きそうなので、これでお終いにする。みなさん、今年一年ありがとうございました。よいお年をお迎えください。