ひょーげん

 昨日の段階でもう具合はかなり回復していたのですが、今日は咳が多少出る以外、体調はきわめて良好で、ひゃっほおおおう、と飛び跳ねながら大学に行きました。熱の下がり方からして、インフルエンザではなかったのだ、という自己判断。天気も良くて、そんなに寒くなかったし、良い一日でした。昨日も書いた玄関先の雪だるま(made by 近所のガキ)が溶け始めていて、ざまあみろ、早く溶けろ、ただの汚い雨水になれ!、と罵倒してやりました。ブイ!


 で、昨日の記事ですけどね、あれだけ身辺なマイナスの面ばかり並べては、いけませんね。マイナス面を書くなら、「実家の総資産は700億」とか「大叔父はスティーブ・ジョブズ」とか、プラス面もちゃんと書かないとね。フェアじゃないよね。
 まあ、書いてる時も自覚したうえで書いてるんですけど、冷静になって、読んでみれば、ちょっと引きますね、自分でも。書きあげた直後の「二割増し」くらいの引きがありました。でも、そういう「読み返したときに後悔すること」をやっていこう、と宣言して始めたブログなんだ、という言い訳を用意して、やっていきたいですね。そして、あれはあれで、面白いと思って、書いてます、僕は。割と本気です。今読んでも、「面白」3の「引き」7くらいでギリ「面白」が三割乗ってるかな、くらいの感覚なんですけど。昨日は4くらいあった気がするんですけどね、面白。

 それはそうとして、ですよ!

 水道局、というか、市の水道課の窓口みたいなところに行って、払ってきました水道代。わーい!
 なんか窓口の人超(ひとちょう、ちょうじんじゃなくて)優しかった。一番古いのは去年の初夏あたりの料金を払ったのに、「あれ、もしかしてちょっとゴネればまだ待ってもらえる?」みたいな雰囲気でした。さんざん法律を盾に「水道止めるぞー」って脅してきたのにさあ。あれみたい、メールではグイグイ強気で押してくるのに、いざお目当ての女の子の前では全然しゃべれなくなる男子中学生、みたいな?


 違う!!


 延滞、よくないです! 速やかに払うのがいいですね。口座振替!!



 話変わって、「表現」についての話。

 僕の好きな、作家で映画監督の人が、ある雑誌で「過剰な自己表現に愛ある視線」というキャッチコピーのようなものを付けられていて、僕はどうも自己意識がからんだ作品が好きみたいだなあと、最近考えています。僕と同じ学年の、富山で画家をやっている人のホームページがあって、絵もいっぱいあるからずっと見ちゃうんだけど、その人が自己紹介のところに「自己愛と自己嫌悪が猛烈に渦巻く中で私は芸術に燃えていたい。」って書いてて、すげえかっこいいなあと思ったのです。こんなにかっこいい言葉に出会ったのは久しぶりで、正直身もだえしちゃった。
 僕がこんなブログを書いちゃうのは、こじゃれられないから、っていうのがあります。こじゃれて、こざっぱりした、スタイリッシュな、表現は、できないっす。なぜなら、そういう「表現」を、見てこなかったから、単純に。音楽も絵画も映画も小説も詩も演劇もファッションも、どこか過剰供給気味の「自己愛」とそれが揺り戻された先の「自己嫌悪」、みたいなものがワンセットになっているものばかり見てきて、あるいはそういう部分ばかりを見出して、ワクワクしてきたのです。それしか知らないんだなと思います。だから、「表現」となったとき、僕はそれぐらいしか人並みにできることが無い気がするのです。「自己愛」と、「自己嫌悪」、その交互の揺り戻し。



 ソンタグのときもこんなこと書いた気がする。気のせいかもしれない。

 僕は表現の方法を文章以外持っていなくて、楽器も絵筆もてんで使えないので、裸一貫、突き進もうと思っています! だから昨日みたいなことも書くし! そして勉強します! ソシュール読むぞ!