チョコと求刑

 はてなダイアリーって、書いている内容が消えることがないように、自動バックアップという素敵な機能があるのですね。で、そいつのおかげもあって、今まで一度も「書いたものが消える」ということは無かったのですが、


 消えた。


 忽然と、消えました。ほぼ完成して、今日は殊勝に文字数を数えようと思って、コピーして他のページに飛んだら、あれよあれよ、と消えました。いまだに、キツネにつままれたような、気持ちです。つままれた、というか、拉致られた? というか、犯された? くらいの? 感じです。嘘です。すみません。いや、消えたのは、嘘ではありません。
 もう、もったいないなああ。めちゃくちゃ、めっちゃくちゃ、面白いこと書いてたんだけどね。

 簡単に書くね、もうね。
 

宮城県警仙台東署は16日、自称仙台市の無職男(44)を窃盗の疑いで現行犯逮捕した。


 発表によると、容疑者は同日午前2時40分頃、同市宮城野区、国家公務員の男性(31)のアパート敷地内で、男性が自転車のハンドルにかけていた、バレンタインチョコレートなどが入った紙袋(計約550円相当)を盗んだ疑い。男性が容疑者を追いかけ、取り押さえた。容疑者は「チョコレートがほしかった」などと供述しているという。

(2013年2月17日13時10分 読売新聞)

 この事件ね。一般的な「おもしろポイント」としては、44歳のおっさんが、チョコレート欲しさに罪を犯したという部分ですよね。どこかメルヘンチックな、愛嬌のある話だと解釈されてしまいがちな気がします。「計約550円相当」っていうのも、哀愁を漂わせており、良い感じですね。

 ただ、これ、ごめんなさい、おもしろをぶち壊しますけど、たぶんチョコ目当てじゃないですよね。普通に金品目当てだと思います。バレンタインデーのチョコって、中身たいしたことなくても、紙袋や包装だけはやたら高級感出してたりするからなあ。まあ、わかんないですけどね、本当のところは。でも、犯人の「チョコがほしかった」っていう供述は、年齢が44歳であること、自称無職としたことと相まって、セルフプロデュースとしては「合格」ですね。情状酌量を狙うとしては、上出来だと思います。


 このチョコの話と、あともう一つ、「出されたものは全て食べるべき」という日本の食卓における悪徳について批判した文章を書いたんですけど、もう、そっちは書く元気ないです。あまり体調がよろしくないので、ポカリ飲んで寝ます。

 ああ、文字数が足りなさそうなので、なんか書きます。あ、昨日の記事、かなりユーモアあふれる記事だったでしょう。ちょっと変化球で書いてみようかな、なんて思ってね。こんなところに書く文章は、書いていて面白いことがあるとすれば、「どれだけ無茶できるか」っていうことだけだと思っていて、毎日いろいろチャレンジしていこうとは思っているのだけど、なかなかね、うまくいかないよね。で、たまに、昨日みたいな感じで書いても、おもしろかもね。

 もういいや。おやすみなさい。