えす!おー、えす!

 書くことがないです。

 僕にとって、ブログというフォーマットにおいて「書きたいこと」っていうのは、基本、「自分を見て!」という自己顕示欲からくるものです。ちなみに、短歌や小説をつくってるときは、また違う気がします。とにかく、このブログなんて、純度100パーセントの自己愛、自己顕示欲から発生したものなのですね。

 僕は、たしかに自分のことが好きですよ。先日も、「君は自分で自分のことが好きそうな人ランキング、第一位!」って言われました(DHC風)。でも、いくら自分のことが好きでも、毎日毎日、そげん、言いたいことも、書きたいことも、なかとよ(博多弁)! 

 「言いたいことがない」っていうのを言いたい、という欲求が、いままでの僕にはあったかのではないか。はい。ありました。それは確かに、認めましょう。

 けど、ここにきて、それも、枯れ果てました。言いたいことがない、書きたいことがない、ということも、もう、書きたくないです。つまり、僕の脳みそには、正真正銘、押しも押されもせぬ、「書きたくなさ」だけが、残りました。これについては、もう、書きません。


 さて、回りくどく気持ち悪い感じで話をしたところで。

 今日は、出掛けてきました。群馬と栃木に行ってきました。雪降ってました。楽しかったので、ここには書きません。楽しかったことは書かないのです! 楽しかったことは、心の中にとっておく主義なのです。


 関係ないけど、帰り、自宅がある駅のエスカレーターで、女性がステップに巻き込まれて転倒、出血をしていました。男性二人が女性を引きずり出そうとしているのですが、女性は気を失っているらしく、にっちもさっちも状態でした。そこで、僕が「非常停止ボタンを押してください」と反対側の列の中から声を出して、そしたらおじさんがボタンを押してくれて。僕も心配だから、近寄ったんですね。そこまではよかったんだけど、ちょうどそのタイミングで友達から電話がかかってきて、動揺していた僕は、電話に出てしまいました。
 そして、「今日何してたの」と聞かれたので、「温泉に行っていた」みたいなことを話してたんですけど、その瞬間、周りの視線を感じたのです。


 「あ、この人、救急車呼んでる」っていう視線を。


 いやいや、救急車呼んでないから! 友達から電話がかかってきただけだから!
 それに気付いた僕は、「本当に救急車を呼んでるとしたらありえない速度と笑顔」で、ホームの方向に小走りしました。そして、あえてリラックスして話してる風の雰囲気を出したのち、友達に「ちょっとまたかけなおす」と言い、電話を切りました。で、エスカレーターに戻ると、そのときにはすでに駅員さんが来てくれて、救急車を呼んでいたので、事なきを得たんですけど。ほんと、あのタイミングで僕が救急車を呼んでいたことになって、誰も救急車を呼ばない、みたいなことになってたら、大変ですよね。よかったです、小走りして。不謹慎に笑顔振りまいて。でも、動揺してて、そうするしかなかったんだよ、ほんと。せっかく人のためになったと思ったら、これだもの。人間だもの。

 さて、もう半分寝ながらこの話を書いてるので、誤字とか間違いとかあったらすみません。寝ます。おやすみなさい!