OKO Touches the Walls

 いま、WBCの試合があってますけど、日本負けてます。プエルトリコに。月曜日のお昼に、準決勝でプエルトリコに負けたら、ちょっとさみしいですね。多くの人が「え、いつのまに負けたの?」ってなるんじゃないかしら。どうにか勝って、決勝にいってほしいですね。

 野球、みなさん好きですか。僕はね、好きです。中学のころは野球部に入っていました。けど、正直、ちゃんと練習に行っていた記憶がありません。別に誰かと仲が悪かったわけでも、練習が嫌いだったわけでもないんでしょうけど、毎日何時間もグラウンドでダラダラするのが嫌いだったんだと思います。じゃあダラダラしないでテキパキ練習すればよかったじゃないか、と言われそうですが、そこまで野球が、っていうか体を動かすスポーツが好きじゃなかったんだと思います。ひどい言い逃れですね。

 もし、このブログを読んでいて、まだ中学生とか高校生とかで、部活嫌だなーって悩んでる人は、別に行かなくてもいいと思いますよ。部活嫌だなーって思いながら辞められない人は、バイト嫌だなーって思っても辞められないし、夫婦嫌だなーって思っても離婚できないです。「いやいや、人生はそうあるべきだろ」って人もいると思いますが、なんだかんだネガティブにものを思ってしまう人は、多分死ぬまでそうですから、自分の忍耐力の無さを認めて、多少奔放に生きてみても、面白いと思うんです。ほとんど99%の人たちは、部活嫌だなーって思いながら毎日行って、そこそこの特技と思い出を作って、バイト嫌だなーって思いながら毎日行って、そこそこの給料と社交性を身につけて、夫婦嫌だなーって思いながら愛を偽って、そこそこの幸せと安いドラマを作って、死ぬのですね。別に、それでいいんですけど、そんなみんなと同じことしても、つまらないじゃないですか。若い人にはね、もっと思いきったことをしてもらいたいですね!

 最近ね、「バイトに行きたくない」っていう愚痴を、友達から、よく聞くのです。バイト行きたくなくて「落ちて」、バイトで稼いだ金で旅行に行って「上がって」、そういうふり幅のなかにこっちを巻きこまないでほしいなあって、正直思っちゃいますよ。僕、性格悪いので。大学生のバイトなんて、ほとんどが「旅行のため」とか「飲みのため」とか、はたまた「暇つぶし」とか、その程度のものじゃないですか。内容も、たいして責任がのしかかるわけでもなく。何が腹立つって、その人の「落ち」には「愚痴られる」というかたちで巻き込まれているのに、その人の「上がり」、すなわち給料や出費に、僕は絡んでいない、ということなのですね。「あなたには、たくさん愚痴を聞いてもらったわね。お給料の半分、あなたの口座に振り込んでおくわね」。そのくらいの思いやりがあっても、いいではないか。一人や二人じゃないんだ、僕に愚痴を漏らしてくる人たちが。切実にね、辞めたらいいと思うんだよ。そうやって、たかがバイトに暗澹たる気持ちになるのだったら。僕は、そうやって暗い気持ちになるのが嫌だから、バイトは辞めて、こうやってお金のかからないブログで暇を潰し、黙って奨学金を借りて、金銭的な不安は自分(と愛するパパ!)で背負ってるつもりなのね。ほんと、たかが学生バイトなんかについて、勤務外の時間にまでモヤモヤと考える時間は、もったいないからさ。そういう人たちは、そのくらいしか考えることないんだろうけど、こっちはほら、超大人気のブログを毎日書かなきゃいけないから。それなのに、いろんな人の「バイト行きたくない愚痴」を毎日毎日聞いて、ほんとにもう、おこ。おこですよこれは。OKO Touches the Wallsですよ。


 流行らないかなあ、OKO Touches the Walls。あ、日本負けそう。