はなまる見聞録

みなさんに、残念なお知らせがあります。昨日の記事で、私は、はなまるうどんのサラダうどんを、褒めました。ほぼ、べた褒め、の域でした。はなまるうどんからお金をもらっているのではないか、というあらぬ疑いが出ぬように、はなまるうどんからは一円ももらっていないよ、という宣言までしました。

すると、はなまるうどんから、今日、なんと、現金5000円が届きました。というのは嘘で、実は、今日も昨日と同じはなまるうどんに行ってきたのです。本当に美味しかったのです。昨日のサラダうどんが。

で、今日の事件について、お話ししますね。初めにことわっておきますけど、この事件が単独の事件だったら、僕はこのことを、かなりの創作をおりまぜて、はなまるうどんだと分からないところまでフィクションにしていたでしょう。しかし、残念ながら、僕は昨日、はなまるうどんに対して、ありのままの心で、べた褒めしたのです。しかも、振り返ってみれば、『はなまるうどん』というタイトルまで付けて。それはなぜかというと、僕のなかの公正なジャーナリズムが、そうさせたのです。今回、そのジャーナリズムが、翻ってこのような事件をありのままにお伝えすることになり、僕は残念な気持ちでいっぱいです。

あのサラダうどんは、野菜の量が選べるのです。ひとつは、「半日分の野菜」、もうひとつは、「一日分の野菜」です。さらに、ドレッシングの味も、「しょうが」「ごま」から選べます。嬉しいですね。

昨日、僕は、「半日分の野菜」の「しょうが」ドレッシングを選んだのです。で、それがとても美味しかったから、今日も、まさかの二日連続で、来店したのです。

しかし、僕には、ひとつだけ、昨日の反省がありました。それは、ドレッシングの量が、多すぎる、ということでした。はなまるうどんは、目の前でうどんの盛り付けをしてくれるのですが、昨日の店員のお姉さんは、ドレッシングをぴゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!くらい、つまり3秒半くらい、連続で噴射したのです。これによってどういうことが起きたかというと、めっちゃ、しょっぱかったのですね。せっかく健康を意識してサラダうどんを頼んでも、これじゃあ不健康になっちまうよ、などと思いつつ、僕は、一口ごとに唇でギュウギュウとドレッシングを搾る、という、かなり屈辱的な食べ方を強いられた訳です。繰り返しますが、それでも美味しかったのよ。じゅうぶん。

その反省を生かして、今日は、あらかじめ「ドレッシングの量を半分にしてください」と言いました。僕は、できることならそういう通っぽい注文はしたくありません。しかし、自分の健康のため、あるいは唇のため、仕方がなくそうしたのです。すると、お姉さんは、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、と、昨日の10分の1くらいのドレッシングを掛けました。えーっ!!と、思いましたが、僕の予想では、というか食べた感じでは、今日のお姉さんが正しいのです。昨日のお姉さんは、イメージでいうと、『一平ちゃん』のダブルマヨネーズくらい、「これでもか!」と言いながら、いや、言ってはなかったけど、言いそうな雰囲気で、ドレッシングをかけてきましたから。

で、もうひとつ、昨日と違った点は、野菜の量です。そう、昨日は「半日分の野菜」、今日は「一日分の野菜」だったわけですから、もちろん昨日の倍の量の野菜を期待するじゃないですか。僕が知る限り、「一日」は「半日」の倍ですから。


昨日と同じ量がきたのよ。


思わず言いましたよ。
「ヘイ!いつの間に、俺の一日は12時間になっちまったんだ!?(ハリウッド風)」


なんか、お世話になっている企業様のことを書くにあたって、前振りが長くなってしまい、内容が大したことなくて、すいません。つまり、野菜の量とドレッシングの量が、滅茶苦茶だよお〜!ってことでした。ていうか、単純に昨日のお姉さんが朦朧としていたんだと思いますけどね〜。人にはそういう日があるから、仕方ないね!僕もだいたい、朦朧としながら生きてますからね!

もし、はなまるうどんの偉い人がこのブログを読んでいたら、誉めたいことがあるのでついでに書いておきます。保険証割、いいっすね。ちなみに言うと、あの看板の、保険証を提示しているお姉さんの表情が、ほぼ無表情なのが、いい。彼女がもし、どや顔で誇らしげに保険証を示していたら、僕はレジで保険証を出せませんでした。恥ずかしくて。あの看板は、「うどん屋で保険証を出す」という常識を逸脱した恥ずかしい行為から、羞恥心や負の感情を大きくぬぐい去ってくれる、素敵な看板です。

朦朧とした店員のことは、怒ってやらないでください。「迷ったときには多目に盛る」。間違ってないと思いますし、はなまるの店員さんはいつも笑顔で大好きです!