ドラえもん不在の日々

今週のお題「こんな“ひみつ道具”がほしい!」

 はてなダイアリーのこういう企画、嫌いじゃないので乗っかってみる。かくいう僕は、ドラえもんひみつ道具が大好きだった男だ。小学校低学年の頃は、すべての休み時間、自由帳にひみつ道具を書き溜めていた。友達はドラえもんだけだったのだ。そのくらい、ひみつ道具にロマンを追い求めていた。好きな道具? もちろん、「ずらしんぼ」。どうだ、このいぶし銀。

 さて。こんな“ひみつ道具”ほしい、ということだが、これは一体どういうことなのか。察するに、自分なりの“ひみつ道具”をクリエイトしろ、ということなのだろうが、あいにく僕にはそのような創作力は持ち合わせていない。ので、やめさせてもらう。
 あ、ひとつ言わせてもらっていいですか。実際、いま、21世紀になってるわけじゃないですか。で、ドラえもんがいつの時代から来たのかは知らないけれど、『ドラえもん』という漫画が出来てからは数十年経ってるわけだから、歴代の「ひみつ道具」のうちのいくつかは既に現実世界で実用化されてるとか、そういう話はないんですかね。ということで、僕がほしいひみつ道具は、「ドラえもんに出てくるひみつ道具はいつごろ現実社会で実用化されるか」を知ることができるひみつ道具っていうことにしておきます! なんだかワクワクしますね!

 そういえば、今日、高校の同窓会だったらしい。僕は同窓会には顔を出さない主義なんですけど、それはまあ、ただ単に面倒くさいっていうのと、本当に友達がいなかったっていうのと、いまなお魅力的な人がいなさそうっていうのと、まあ、いろいろあるんですけども、同窓会っていうのは、僕の中ではどう考えても「たいして仲良くなかった、というか、なんなら嫌いな人たちと、すべての思い出を美化して、さも旧友のように振舞う会」なんですね。まあ、いいですね僕の考えなんて。多分、僕の高校が特殊なんだと思う。そして、あの高校時代があったから、今の超絶おもしろ人間としての僕があるんだとも、思うよ。

 すべてを変えていきます。もう一度。となりの部屋の男が音痴くさい。