松屋・オア・ダイ

 乙武さんのレストランの話、問題になってますね。で、今回の件は、つまるところ「言った言ってない戦争」に終始しそうなんで良く分からないんですけど、ちょうどいいので、接客について語ってみようと思います。

 僕は「接客」ということに対してあまり多くを求めてはいないつもりです。というか、「接客」レベルを求める店に、入らないのです。例えば、松屋に行って接客を求めるなんて、さみしいじゃないですか。松屋って、どの店に行っても、ドレッシングの容器がべとべとしてるでしょ。僕あれ、一度ティッシュを巻いてから持つんですけど。で、そんなお店の店員さんに「笑顔の接客」とかされても、「そのまえにドレッシングの容器拭いてくれる?」ってなるのです。なんというか、松屋の店員がもし、「本域の笑顔」で接客をしてきてるとしたら、恐いですよ。松屋の店員たるもの、「健康的でない食べ物を提供しているうしろめたさ」「ドレッシングの容器をべとべとさせてる申し訳なさ」「ドンブリのふちをべとべとさせてる申し訳なさ」みたいなものを抱えながら、接客しなければならないのですよ。いや、「しなければならない」ことはないんですけど、そういう、いろんなものをべたつかせている申し訳なさが少しでもあったら、そうそう、笑顔なんて見せられないと思うのですね。なんか、かなり失礼なこと言ってる気がしますから、このへんにしておきますけどね。松屋の接客には、ちょっとくらい陰気な雰囲気というか、「こんなものばかり食べていたら、豚になりますぜ……ヒッヒッヒ」くらいの薄ら笑いが、ちょうどいいと思うんですけどね。これ、相当ひどいこと言っている気がするので、ほんと、やめます。でも、仮に松屋があの値段で「超優良な接客」をし始めると、いろいろと問題が生じるというか、「悪の組織?」みたいになる気もするのです。まじで。松屋おいしいよね。

 さてと。洗濯物干します。